中望遠を手軽に!コストパフォーマンスの高い良レンズ。
28mm、35mm、50mmときたら、次に望遠が欲しくなるのは一眼レフ ユーザーのさだめだろう。
300mmとかはそう買えるものでもなく、また重いため使わなくなるのが目に見えている。
今回は35mm版換算で215mm程になる135mmレンズをヤフオクで探してみた。
タクマー135mm/f3.5辺りを探したが、良い物には出会えず、代わりにこのレンズを発見した。入札0だったので、開始価格で入札しておいたらそのまま落札出来た。
外見は超美品で光学系もクリアー、絞り羽根はシャキシャキ動く程度の良い品だったが、一通り触っていると、問題点も見つかった。
- A-M切替えが機能しない
レバーをMの位置にすると、レンズの後ろにあるピンを押さなくても絞りが連動するのだが、この個体はピンを押さないと絞りが動かない。ピン押しタイプのマウントアダプターなので撮影には問題がない。 - 後部ピンが短い?
マウントアダプターとの相性か個体の問題か、このレンズ全ての仕様なのかは不明だが、アダプターでピンが押しきれておらず、絞りが16までしか連動しない。あと1mmなのに…。
まあ、望遠でそこまで絞ることはまずないため、これも撮影には問題ない。
フィルター径55mm、最低撮影距離1.5m、絞り羽根6枚。重量394g。
このレンズは後期型なので絞り羽根が8枚から6枚に削減されたモデルだ。フード内蔵型なのでコンパクトなのが良い。
絞り開放(2.8)で撮影。 若干ピンボケなので足下の砂を見て欲しい。
全体的にゆるくソフトな描写となっている。
逆光はともかく、強い斜光でもハレーション気味になって甘い解像になるのは古いレンズの性か。
埋め込みフードではなく、大きめのフードを付けると改善しそうだ。
毛並みやヒゲまでしっかりと描写出来ており、非常にシャープな画を結ぶ。
絞り開放で撮影。毛の柔らかさもしっかりと出ており、背景ボケも良好だ。
この焦点距離になると、動く対象にピントを合わせて撮るのは本当に難しい。
しかも手ぶれ補正もないので気合いが必要だが、手持ちでも充分使えることがわかった。
35mm換算216mmでは野鳥などは厳しいが、遠くに咲いている花など、ちょっと離れたところにある被写体を引き寄せて撮るとか、ちょっと距離を置いてのポートレートといった、35mm版で200mm f2.8を使うのと同じような使い方が出来そうだ。 (ボケや背景圧縮は比べるまでもないが…)
画質も古くささを感じさせない為、普段持ち歩きの二本目には良いかもしれない。
4,000円程度で入手できる望遠レンズと考えれば、非常にコストパフォーマンスが高い良いレンズと言えるだろう。
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