
このまえ紹介したEOS7ですが、調べると「電子接点のないレンズでは露出があばれる」と書かれた記事が見つかりました。
実際に比較しても、最大で4段程度オーバーでバラバラの露出を示し、AEが使い物になりません。
仮説を立てて、注文していた秘密兵器がベラルーシから届きました。
「dandelion IV」チップです。
MFで合焦するとピピッ!というフォーカスエイドを有効にするチップで、純正レンズが付いているように偽装してカメラをだます訳ですね。
このチップをアダプターに付けると、露出の暴れも無くなるのではないか?というわけです。
取り付けは簡単でした。
- 両面テープでマウントアダプターに仮止めし、チップの位置合わせをします
- 電源を入れて液晶に絞り値が表示されればOKです
- その位置に印を付け、エポキシ接着剤で貼って24時間で完全硬化
アダプターによっては、高さを削って調整が必要だったりするようですが、僕の使っているアダプターでは無調整でいけました。
こんな感じになります。
アダプターを付けると、00表示からチップのデフォルト値であるf1.4と表示されます。
これでEOSでM42レンズでもフォーカスエイドが有効になりました。
過信は出来ないですが、参考程度に使うと便利ですね。
次に、本命であるEOS7の露出を見てみましょう。
チップの無いアダプターと今回のアダプターで同じ被写体を測光して見比べました。
| Zuiko 50mm (chip無) | Tessar 50mm (chip有) | ||||
| TEST | f | KissDN | EOS 7 | KissDN | EOS 7 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2.8 | 1/25 | 1/1000 | 1/50 | 1/60 |
| 2 | 2.8 | 1/60 | 1/1500 | 1/60 | 1/90 |
| 3 | 2.8 | 1/30 | 1/750 | 1/50 | 1/60 |
| 4 | 2.8 | 1/4 | 1/45 | 1/10 | 1/6 |
| 5 | 5.6 | 1/15 | 1/250 | 1/30 | 1/15 |
| 6 | 5.6 | 1/60 | 1/1000 | 1/160 | 1/125 |
| 7 | 11 | 1/250 | 1/3000 | 1/250 | 1/350 |
| 8 | 11 | 1/10 | 1/180 | 1/10 | 1/10 |
チップの無いZuiko 50mmでは、KissDNとEOS7では全然露出が違います。
テスト1では5段1/3程の差で、露出補正でどうこうというレベルでは無いですね。
Tessarは今回のアダプター経由なのでチップありです。
一番差が大きなテスト5でも1段となっており、撮影には問題ないレベルです。
この結果から、EOS7のマウントアダプター問題は解決したと言えます。
露出の心配もなくなったので、やっとEOS7で撮影することが出来ます(^-^)
不具合対応のみでなく、フォーカスエイドというオマケもついてきたので、これで2000円は安い買い物ですね。
※注意※
この検証結果は個人で試した結果であり、結果を保証するものではありません。チップのバージョン等々により望みの結果が得られない場合があります。

いろんな所でこのたぐいのチップを見ますが、私もまだ試したことがありません。
返信削除でもうまく行くもんですね。
個人的にはアルファ用が気になるところです。
やってみようかな。
SEINOさん
返信削除EOS用は貼るだけですのでとても簡単です。
このメーカーのはα用が見当たらないですが、他を見てみるとアダプター削るみたいですね。
チップ手に入ったらやってみてください。
今回はEOS7の為でしたが、フォーカスエイドも参考程度には良いですよ。