OM Zuiko 50mm/f1.4をKマウントに改造して、PENTAXのデジタル一眼で使えるようにしました。
マウントアダプターが無い組み合わせでも、こういう方法で対応できますね。
■経緯
K10Dの導入により、EOSで使っていたZuikoが余っていました。
なぜかというと、フランジバックの長さに問題がありました。
PENTAX Kマウントのフランジバックは45.46mmなのに対して、OMマウントは46mmということで、0.5mmしか差が無く、対応するOM→Pentax Kマウントのアダプターが無いのです。
持っている50mmで一番明るいのがZuikoなので、何とかしてK10Dで使いたいと思っていました。
そこで、マウント換装という方法を思いつきました。
■作業
途中写真は無いのですが、やり方は簡単です。
- Kマウントをジャンクレンズから入手
- OMレンズのマウントを外す
- 現物合わせで、引っ掛かる出っ張りを削り取る
- OMレンズ側のネジ穴に合わせてマウントへ穴あけ
ネジ頭が出っ張らないように、穴の周りを一回り大きなドリルで窪みを作る - ネジ止め
- 内部にある絞り込みレバーを固定して、常時絞り込み状態にする
マウント側はこんな感じです。
左のネジは一発で位置が合わず、楕円形に穴をあけて調整しました。
Kマウントとレンズの間に隙間が空き、遮光に問題ありそうだったので、真鍮板でガードして裏にモルトを貼っています。
安くて、ちょうど良い厚さで真鍮にしましたが、金色が予想以上に浮いていますね(笑)
次やるならステンレスかアルミが良いですね。気になるならあとから塗りましょう。
これだけだとフランジバックが若干短いようです。最短距離が5cmほど伸び、少しオーバーインフになっています。 調整するには0.1mm~0.3mmくらいのスペーサーを作って挟んでやる必要がありそうですね。家庭にあるアルミホイル重ねて調整できそうですが、特に問題無いので今回はこのままにします。
■試写
近所でさっそく試写してみました。
レンズの具合を見るため、ほぼレタッチなしで掲載します。
PENTAX K10D & OLYMPUS OM G.Zuiko 50mm/f1.4
絞り5.6で撮影。拡大して見てみるとハイライト、特に空の白飛び周辺にて色収差で葉の輪郭が不自然に溶け込んでいます。
それ以外は素直な描写で、オールドレンズとしては想定内ですね。
PENTAX K10D & OLYMPUS OM G.Zuiko 50mm/f1.4
絞り開放だと滲みの為、緩くてボヤッとした描写です。
PENTAX K10D & OLYMPUS OM G.Zuiko 50mm/f1.4
f2.8に絞ると締まってきますが、今のレンズとは比べられるレベルではないです。
オールドレンズらしい描写を楽しむなら、開放から2.8くらいまでが良いですね。
PENTAX K10D & OLYMPUS OM G.Zuiko 50mm/f1.4
f2かf2.8で撮影。この柔らかいボケがいいですね。

PENTAX K10D & OLYMPUS OM G.Zuiko 50mm/f1.4
これはf4だったと思います。
カメラ女子っぽく、ハイキーで撮影したら良い雰囲気が出そうですね。

PENTAX K10D & OLYMPUS OM G.Zuiko 50mm/f1.4
オールドレンズには古い被写体が映えますね。
路地巡りなどにはうってつけのレンズです。
M42の50mmレンズが写真部員へ貸してて出払っていましたので、ちょうど良いタイミングでした。
一度成功すると、今後ジャンク漁りの時にはOMマウントもチェックしなければいけませんね(笑)
APS-Cだと35mm版換算で80mmと中望遠になりますが、Voigtlaender Nokton Classic 40mm/f1.4の購入により、フィルムでの持ち歩きレンズが15mm、40mmとなり、その上を保管するのにちょうど良くなりました。
デジタルではしばらくはこのレンズがメインになりそうです。
Flektogonゼブラ君には、ネガの複写を頑張ってもらいましょうか。
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